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風邪を引くと歯が痛くなる⁉️その原因とは…🧐
季節の変わり目になると、気温差によって風邪をひく人が増えてきますね。
そんなとき、
「なんだか歯まで痛い気がする…」
と感じたことはありませんか?
一見、風邪と歯の痛みは無関係に思えますが、実は風邪が原因で歯が痛くなることがあるんです!
今回はその理由について、わかりやすくご紹介します🪥
原因① 副鼻腔炎による痛み🦠
まず一つ目の原因は 副鼻腔炎(ふくびくうえん) です。
副鼻腔とは、鼻の周りにある空洞のこと。ここが風邪のウイルスなどによって炎症を起こすと、副鼻腔炎となります。
実は、上の奥歯の根っこ部分は「上顎洞(じょうがくどう)」という副鼻腔のすぐ近くにあります。
そのため、副鼻腔に炎症や膿がたまると、その刺激が歯に伝わり、「歯が痛い!」と感じてしまうのです。
このような痛みは、特定の歯ではなく、上の歯全体に浮くような違和感や鈍い痛みを感じるのが特徴です。
風邪が治ってから2〜3日でおさまる一時的なケースが多いですが、気になる場合は内科の受診をおすすめします💡
原因② 免疫力の低下による歯周病の悪化🦷
もう一つの原因は、免疫力や抵抗力の低下です。
風邪をひいて体力が落ちていると、歯ぐきの炎症(=歯周病)と戦う力も弱まってしまいます。
その結果、歯ぐきが腫れたり、歯周病が悪化して特定の歯に痛みが出ることがあります。
この場合は副鼻腔炎とは異なり、特定の歯だけが痛むのが特徴です。
まとめ📝
風邪によって歯が痛くなるのは、実は珍しいことではありません!
🔹 上の歯が全体的に痛む場合 : 副鼻腔炎の可能性
→ 風邪の治癒とともにおさまることが多いです。まずは安静にして、内科で相談しましょう。
🔹 特定の歯に痛みがある場合 : 歯周病や虫歯の可能性
→ 痛みが続くようであれば、歯科医院の受診をおすすめします!
お口のトラブルも早期発見・早期治療がカギです🦷✨
「風邪が治っても歯が痛い…」そんなときは、無理せずお気軽にご相談くださいね😊