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❝歯周病になると糖尿病の治療が難しくなる❞話は本当⁉️🩺
みなさん、「歯周病」と「糖尿病」が関係しているって聞いたことありますか?どちらもよく耳にする病気ですが、実はこの2つ、密接なつながりがあるのです。
今回は、お口と全身の健康を守るために知っておきたい「歯周病と糖尿病の関係」についてご紹介します🦷💡
そもそも歯周病ってどんな病気?
歯周病は、歯ぐきや歯を支える骨に炎症が起こる病気です。初期段階では痛みが少なく、気づかないうちに進行してしまうのが特徴です。主な原因は、歯の表面に残ったプラーク(歯垢)に含まれる細菌。これが歯ぐきに炎症を引き起こし、進行すると歯を支える骨(歯槽骨)まで溶かしてしまいます。
成人の約8割が歯周病、またはその予備軍と言われており、決して他人事ではない病気なんです⚠️
糖尿病とは?
糖尿病は、血糖値を下げるホルモン「インスリン」の働きが弱くなることで、血糖値が高い状態が続いてしまう病気です。
初期は症状が出にくいこともありますが、進行すると、目や腎臓、神経などにさまざまな合併症を引き起こすことがあります。
生活習慣との関係が深く、日々の食事や運動などが予防・改善のカギとなります🍚🚶♂️
歯周病と糖尿病の関係って?
実はこの2つの病気、お互いに悪影響を与え合う関係にあるんです💦
歯周病が進行すると、歯ぐきで発生した炎症物質が血流にのって全身に広がります。これがインスリンの働きを邪魔して、血糖値が下がりにくくなることが分かっています。
つまり、歯周病があると糖尿病が悪化しやすくなるということ。さらに、糖尿病になると体の免疫力が下がり、歯ぐきの炎症も悪化しやすくなるため、歯周病にもなりやすくなります。
このように、どちらか一方だけでなく、両方をケアしていくことがとても大切なんです💡
そこで、予防のためにできることをお伝えしますね🪥✨
歯周病の予防ポイント
✅ 毎日の歯磨きをていねいに。歯と歯ぐきの境目を意識!
✅ フロスや歯間ブラシで歯と歯の間の汚れも除去
✅ 定期的に歯科検診を受けて、歯石やプラークをプロの手でしっかり除去
糖尿病の予防ポイント
✅ 栄養バランスの取れた食事を心がける🍴
✅ 腹八分目を意識し、よく噛んでゆっくり食べる
✅ 階段を使う、1日10分だけでも散歩するなど、無理のない運動を習慣にする
どちらの病気も、日々の小さな積み重ねが予防と改善につながります。
セルフチェック表も活用してみてくださいね👇
お口の健康は全身の健康にもつながっています
「歯ぐきの腫れや出血があるけど、まぁ大丈夫かな…」と、こんな風に思ってしまうこともあるかもしれません。
でも、歯ぐきの炎症は、体の中で静かに炎症が広がっているサインかもしれません。お口の中を整えることは、血糖値のコントロールにも良い影響を与えることがわかっています。
健康な歯と体を保つために、今できることを少しずつ始めてみませんか?🦷✨